猫の尿路結石の原因と予防

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こんにちは♡momoです

最近寒くなってきましたね!

冬に向かってまっしぐら~模様替えの時期だけどまだまだやる気が起きないmomoです (笑)

所でうちの大事な大事な猫ちゃんが最近何度も何度も

トイレに行っては出てきてを繰り返し

病院へ行くと尿路結石を再発してしまいました トホホ

本人が一番つらいが飼い主もかなりつらい。。。

ただいま病院でPhを測りながら療養食の治療中です

猫の「おしっこの回数が減った」「トイレでうずくまって鳴く」

――それは尿路結石のサインかもしれません。

尿路結石は、放置すると命に関わることもある怖い病気です。

この記事では、猫の尿路結石の原因から予防法、飼い主が今日からできるケア方法までをわかりやすく解説します。

🐱猫の尿路結石を防ぐために飼い主ができる対策を徹底解説

尿路結石ってどんな病気?

猫の尿路結石とは、尿の通り道(腎臓・膀胱・尿道など)に結晶や石ができる病気です。尿の中に含まれるミネラルが固まり、排出されずに溜まることで発生します。初期は小さな結晶ですが、放置すると大きな結石となり、尿の通りをふさいでしまうこともあります。尿が出なくなると、半日〜1日で命に関わる危険な状態になるため、早期発見と治療が重要です。

どんな猫がなりやすいの?(オス猫・メス猫の違い)

尿路結石は、特にオス猫に多い病気です。オスは尿道が細く長いため、結石が詰まりやすい構造になっています。メス猫は尿道が短く太いため、詰まることは少ないですが、膀胱炎や結晶ができることはあります。さらに、去勢済みのオス猫や肥満傾向の猫、運動不足の猫は発症リスクが高いといわれています。

尿路結石の種類(ストルバイト結石・シュウ酸カルシウム結石など)

猫の尿路結石には主に2種類あります。

  • ストルバイト結石:尿がアルカリ性に傾くとできやすく、マグネシウムやリンが多い食事が原因になることがあります。療法食で溶かせることが多いタイプです。
  • シュウ酸カルシウム結石:酸性の尿でできやすく、カルシウムや水分不足が関係します。食事では溶けず、外科的に除去が必要な場合もあります。

尿路結石の主な原因

水分不足による尿の濃縮

猫はもともと砂漠で暮らしていた動物のため、水をあまり飲まない性質があります。そのため尿が濃くなり、結晶ができやすくなります。ドライフード中心の食事では水分が約10%しか含まれないため、特に注意が必要です。

食事内容(マグネシウム・カルシウム・リンのバランス)

フードの成分バランスも大切です。マグネシウムやリン、カルシウムの摂りすぎは尿のpHを変化させ、結石形成の原因となります。市販の安価なキャットフードにはこれらのミネラルが多く含まれていることがあるため、尿路ケア専用フードに切り替えるのがおすすめです。

ストレスや運動不足も関係する?

ストレスや運動不足は、猫のホルモンバランスを乱し、尿の濃度やpH値に影響を与えることがあります。特に多頭飼いでトイレの数が足りない、部屋がうるさいなどの環境要因も、尿路トラブルの一因です。

遺伝や体質による影響

特定の猫種(例:ペルシャ、ヒマラヤン、バーミーズなど)は、尿路結石になりやすい体質を持つとされています。また、肥満や高齢もリスクを高める要因です。


尿路結石のサインを見逃さない!

おしっこの回数や量が減っていないか

尿の回数が減る、少量しか出ない場合は要注意です。尿道が詰まり始めている可能性があります。1日1〜2回しか排尿しない場合は、早めに病院を受診しましょう。

トイレに長くこもる・鳴くなどの行動変化

トイレで何度も姿勢をとるのに尿が出ない、トイレ中に鳴くなどは、結石や炎症のサインです。猫は痛みを隠す傾向があるため、飼い主の観察がとても重要です。

血尿・おしっこが出ないなどの危険サイン

血が混じった尿、まったく尿が出ない場合は緊急事態です。数時間以内に動物病院へ。放置すると腎臓にダメージが及び、命に関わることがあります。


尿路結石の予防法|飼い主ができること

1. 水をたくさん飲ませる工夫

自動給水器の活用
流れる水を好む猫も多いため、自動給水器を使うと飲水量が増える傾向にあります。

特に冬になると冷たい水を飲まなくなるのでこちらの商品おすすめ!


ウェットフードを取り入れる
ドライフードと比べて約6倍の水分を摂取できるため、尿を薄める効果が期待できます。スープタイプのおやつも活用しましょう。


2. 食事管理を見直す

尿路ケア専用フードの活用
尿のpHバランスを整える専用フードを与えることで、結石の再発を予防できます。

獣医に相談して最適な食事バランスに
ストルバイトとシュウ酸カルシウムでは対応食が異なります。必ず動物病院で診断を受けてから切り替えましょう。

3. ストレスを減らす環境づくり

清潔なトイレ環境を維持
トイレが汚れていると排尿を我慢してしまい、尿が濃くなります。1日2回以上の掃除を心がけましょう。

運動・遊び時間を増やす
1日10〜15分の遊び時間を確保するとストレスが軽減し、代謝も良くなります。

4. 定期的な健康チェック

尿検査・血液検査の重要性
結石は再発しやすい病気です。半年〜1年に一度は定期検査を受け、早期発見を目指しましょう。

早期発見で再発防止へ
尿の色や回数を日々観察することが、最大の予防になります。


尿路結石になってしまったら

動物病院での治療法(溶解食・投薬・手術)

ストルバイト結石の場合は、療法食で数週間かけて溶かすことが可能です。痛みや炎症がある場合は抗生剤や鎮痛剤を併用します。シュウ酸カルシウム結石の場合は、手術やカテーテル処置で取り除く必要があるケースもあります。

再発を防ぐための生活改善ポイント

治療後も油断は禁物です。食事管理・水分摂取・環境の3点を維持し、再発率を下げましょう。特に冬は飲水量が減るため、スープやウェットフードを意識的に与えると安心です。


まとめ|日々のケアで猫の健康を守ろう

  • 尿路結石は、猫にとって身近で再発しやすい病気
  • 水分・食事・環境を整えることでほとんどが予防可能
  • 「おしっこサイン」を見逃さず、早めの受診を

愛猫の健康を守る最大のポイントは、毎日の観察と少しの工夫です。小さな変化に気づくことが、猫の命を救う第一歩になります。

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